11月は先月の岸田ショックをようやく取り戻せたか?と思いきや、オミクロン株の流行により月末に大きく下げて終わりました。
チャート的にもダブルトップを形成し下落していますし、長期移動平均線も大きく下に突き抜けての強い下落トレンド入りという感じです。
元々テーパリング期間前倒しや物価上昇、エネルギー価格高騰などもあり、世界的に金融引き締めに転換しようかというタイミングでしたので、オミクロンの登場で引導を渡されたようです。
アノマリー的には11月から年末は上昇する傾向が高かっただけに大打撃を受けた投資家も多かったのではないでしょうか。
それにしても岸田首相はオミクロン株がどういうものかはっきりしない段階で全外国人の入国を制限すると相場が開いている時間(いわゆるザラ場中)に発表するなどほんといい加減にしてもらいたいです。その日確か前場は上がっていたのに、発表後だだ下がりでした。
ぜひ短命内閣で終わってほしいです。売りで仕掛けてんのか?
先月同様トレードそれぞれの目的、思惑を振り返っていきます。
それでは投資信託から振り返ります。
投資信託
楽天証券に積み立てている投資信託です
楽天証券の投資信託ですが、ニューヨークダウもナスダックもS&P500も結構な下げを喰らっていたのに11月末時点では順当にプラスで伸びている状況です。
まだ下落した分が基準価額に反映されていないだけか、それともリートや債権も組み入れて分散した結果が出ているのか。
いずれにしても定期積立を中止したりはせずに続けていくだけです。
続いてiDeCo
iDeCo
月末は日本だけでなく全世界中がリスクオフの流れでしたのでリターン率低下は仕方ありません。
むしろ株価が下がれば同じ金額で多く積み立てられるのでチャンスです。
iDeCoはどうせ60歳まで引き落とし出来ませんしね。
続いてジュニアNISAです。
ジュニアNISA
ナスダックもあれほど下げたのに、上がるときの勢いも桁違いだからか先月よりも上昇しています。
ジュニアNISAこそ、買付期間が決まっているので暴落を味方に付けたい所です。
それでは日本の個別株です。
株式投資
まずは楽天証券の個別株です。
キャプチャーを取るのが11月最終営業日の夜、大きく下げた当日なので含み益も大幅縮小でした。
長期保有の口座ですが、さすがにこのままホールドで良いか考えてしまう展開です。
全面安だから銘柄を分散してもあまり意味がありません…。
続いてSBI証券です。
SBI証券
現物はイビデンと新光電気工業の半導体パッケージの2銘柄に助けられプラスをキープしていますが、信用はマイ転して終わってしまいました。
SBI証券は短期トレード中心、特に信用はデイ及びスイングトレードで運用しているので、ある程度利益が出たら手仕舞いしても良いのではと思います。とは言えコツコツドカンにならないように利益は伸ばすことも大切なので本当に売り時は難しいです。
それでは11月中にトレードした銘柄と、その理由を個別に見ていきたいと思います。
楽天証券
11月は決算発表が相次いだので、色々トレードしましたが、猛省が必要なのは6036のKeePer技研です。
生活圏内にガススタンドと併設の店舗が大分増えているし、決算跨ぎのギャンブルトレードをしてしまいました。結果は見事に敗北。
如何せんPERが高過ぎて決算内容が追いついていなかったですね。
それから大きく損切を余儀なくされたのは4056ニューラルポケット。
事業内容から「これは伸びる」と信じてホールドしていましたが、あまりの凋落っぷりに100株残して手仕舞い。
最後の100株も超絶バッド決算でついに投げ売りました。発表翌日はストップ安で寄り付かず、2日後に何とか売れましたが、その後大きく反発。
失敗したか?と思いましたが、今現在の株価を見ればやはり売っておいて正解でした。
SBI証券
前半で大きく負け越していたのですが中盤にかけて挽回、これは3か月連続でプラスに持っていけるか?と思った月の後半。
野望は見事に打ち砕かれ世界的リスクオフムードに白旗降参。特にジャパンエレベーターサービスの下落を見抜けなかったのが痛い展開でした。
オミクロンショックで含み益⇒含み損に転落した銘柄も多々あり、すぐに利確して利益を伸ばさないのもそれはそれで悪手だと思うのできちんとチャートをチェックして転換をキャッチするべきでしたね。
家計簿
今月は、ふるさと納税で届いたお米15㎏を消費するべく昼ご飯におにぎりを持っていっているので食費がかなり浮いています。
早起きして作ってくれている嫁さんに感謝です。
15日は七五三でしたので、娘の衣装合わせと料金プランの打合せに行ったのですが盛りに盛ったら20万円弱にまで膨らんでしまいました。
これなら高い高いと思っていたスタジオアリスの方が安かったかも…
まとめ
11月は日経平均も乱高下が続き最後に大きく暴落するという素人には難しい相場でした。
暴落は投資信託の積み立てにとっては安く買えるのでウェルカムなのですが、11月上昇アノマリーを信じて買いポジションを取っていた身としては非常に痛い月になってしまいました。
暴落の理由も新型コロナウィルスのオミクロン株が原因と言われていますが、もっと色々な背景が絡み合っていそうで先行きがかなり不透明です。
そして、来月で2021年も終わりとなってしまいます。今後は金融相場から業績相場になっていくと思いますし、脱炭素や半導体不足など考慮すべき経済動向は様々ですので、終わり良ければ総て良しとなれるよう、頑張らないといけませんね。