【2020年6月実績】素人親父の投資 途中経過【失敗続き・反省だらけ】

6月が終わり、株式市場は前半イケイケドンドン、後半は山あり谷ありの素人には少々難しい局面でした。
タイトル通り失敗続きの1ヵ月を振り返っていきたいと思います。

 

日経平均チャート6月
日経平均チャート6月

 

6月の前半はチャート図の通り日経平均が大きく上昇していましたので、「この波に乗れ」と弾数を増やすことばかりを考えて、ろくすっぽ検討もしていない銘柄を勢いだけで買い漁る暴挙に出てしまいました。

結果、購入時点で既にピークでそこからは下落の一途をたどることになりました。
たとえピーク前に買えていたとしても、ピーク時前後に利確出来なければ同じことで、一旦含み益が膨らんだ銘柄もあったのですがあれよあれよという間に含み損へまっしぐらでした。

「利食い千人力」という格言があるように、いくら含み益が出ていたって現金にならなければただのデータですよね

今回は、利益が出ている時の売却ルールを明確にしていなかったのも失敗でした。

思えば株式投資を始めたのが1月、初取引でいきなり500株も購入して大失敗したすかいらーくを筆頭に、一度もプラスになることなくコロナショックを迎え、「もう底だろ」と買ったオリックスは落ちるナイフ真っ最中、唯一利確したセレスポも小型株だったため日々の値動きが激しすぎて大した利益を取ることはありませんでした。

そんな経験の浅い素人が、初めて経験する「含み益が大きくなる様子」に冷静さを欠くなと言っても無理があります。

このままどこまでも上昇するのではという妄想に取り憑かれ、いつ売って良いのか訳も分からず、MAX積み上がった含み益もズルズル減少して6/30時点でほぼほぼ干上がってしまいました。

そして最後の最後、30日当日に手を出した振興株の(3998)すららネット。

高騰していたマザーズ銘柄の分割後なんて、素人が手を出していい代物ではありませんでした。

では6月中に取引した銘柄と、その理由を個別に見ていきたいと思います。

失敗は全て株式投資ですので、その前に投資信託をサクッと振り返ります。

投資信託

楽天証券に積み立てている投資信託です

楽天証券の投資信託

 

先月よりマイナスが膨らんでいますが、気にせず積み立てるのみです。

iDeCoはこちら

iDeCo6月実績

 

投資信託と同様淡々と積み立てるのみです。

株式投資

それでは失敗続きの株式投資です。

購買した銘柄(購買日、銘柄、購買時単価)

6/2 (6417)SANKYO 2890
6/2 (2503)キリンHD 2341
6/3 (2406)アルテサロンHLDGS 507
6/4 (3085)アークランドサービスHD 1990
6/8 (6098)リクルートホールディングス 3929.75
6/8 (7272)ヤマハ発動機 1800.15
6/8 (6741)日本信号 1250.15
6/9 (8050)セイコーHD 1975.5
6/9 (6724)セイコーエプソン 1436.15
6/17(9437)NTTドコモ 2910
6/29(2107)東洋精糖 1217
6/30(3998)すららネット 4420

売却した銘柄(売却日、銘柄、売却時単価、成績

6/3 (1419)タマホーム 1244 -11000
6/5 (6417)SANKYO 2876 -1400
6/10 (7272)ヤマハ発動機 1770 -3015
6/16 (6741)日本信号 1180 -7015
6/16 (8050)セイコーHD 1873 -10250
6/9 (9437)NTTドコモ 2944 -10000
6/10 (7453)良品計画 1610 21400
6/29 (3197)すかいらーく 1738 -41000
6/30 (9603)HIS 1585 500

6/2に買ったSANKYOは、前半の上昇に完全に勢いだけで乗っかった銘柄でしたが、正に高値掴みで購入時をピークに下落したので即損切り。傷は最小限で済みました。塩漬けなら2万2千円程度マイナスなので損切り自体は一応成功です。ですが、購入の理由がそもそもNGでした。

同日に買ったキリンHDは、本麒麟が好調なので5月中の2千円台からずっとタイミングを伺っていたのに、6月前半の上昇で手が付けられなくなると焦って購入しました。これも高値掴みだったのですが、その後も一応横ばいなので損切はせず12月の優待狙います。けれど、配当が貰える月に値上がってから買うなんてダメダメですね。

6/3に売ったタマホームは5/27に1470円を付けるもその後下落の一途をたどったため損切。業績・利回りが良いのでもう少し下がれば買い直したい銘柄です。

他にも6/8・6/9に買った銘柄は、全て最も何も考えずに売買した反省しかない2日間でした。上がり続ける相場に弾数を増やすことしか頭になかったです。ヤマハ発動機は、6月の配当が無配になったのにも関わらずグングン値上がりしていて、何でだろうと思いつつ乗り遅れたらヤバいと飛びつきました。すぐさま値下がりしたので「思ってたのと違う」と即損切りしましたが、最初から買うなよと。

同日に買った銘柄は全て勢いで買ったもので、本当に一番のピークで飛びついた感じでした。セイコーHD、日本信号は最悪損切り出来たのですが、エプソン、リクルートは未だグズグズ保有しています。反省。

NTTドコモも、5月の相場が上昇しているときに買ったものの、他とは違う値動きで見る見る下落していたので一旦損切りしました。けれどもドコモ自体は高配当ポートフォリオに入れる銘柄という事もあり更に値下がった所で買い直し。結果、まだ値下がっています。現実は厳しい…

相次ぐ損切り、資産の目減りに焦って利益の出ていた良品計画を利確。こちらは今も値下がり続けているので一応成功しましたが、本来利確のタイミングは狙ったものではありませんでした。成功は結果論でしかありませんね。

上記のようなスイングトレードは元々自分のスタンスに合っていない、軸をしっかりしなければ!と思い直し、高配当ポートフォリオを作ろうと銘柄の選定・分析/検討に入りました。これはこれで、きちんと失敗を活かしていると言えなくもないのですが…

 

そして最後の最後、分割して手の届くようになったすららネットに飛びついて大暴落。昼休みにチェックしたら前場の引け直前に7万円近く値下がってました。これがうわさに聞く養分イナゴというやつですね。

高い授業料を払いましたが、これも株式相場というやつだと肝に銘じて同じ失敗を繰り返さないようにします。

すららネット自体は、第二のレーザーテックになって欲しいのでとりあえずホールドします。一応6/30の終値は4005円まで戻したのですがいきなりのキツイ含み損スタートです

という訳で6月売買実績
-61,780円

9回の取引で2勝7敗、61,780円のマイナスと大敗でした。こちらは実績なので含み益・含み損は計上していません。

大半はマイナス41,000のすかいらーくではありますが、残りの20,000は計画性なく購入して高値掴みした複数の銘柄です。

まだ含み損を抱えたまま保有しているものもあるので、この先値上がりを待つのか損切りするのか決断が必要になってきそうです。

コロナ第2波での2番底も懸念されている中、そうなったらなったで高配当ポートフォリオの銘柄を買い揃えたいため現金比率を高めておくべきでしょうか。

また、これだけ含み損や売却損を計上してもなおトータルプラスでいられるのはレーザーテックというたった1つの銘柄のおかげであり、こちらの利確のタイミング次第では恐ろしいことになりかねない状態です。実際6/30では前日より500円以上下げており、ついに来たかという感じです。
今までは上がり続けるのを傍観していれば良かったのですが、今後はいつ手放すかしっかり吟味しないとダメそうです。

とは言え、株価1万円超え、あるいはそれに近い銘柄は値動きが激しいものの月単位で見るとしっかり値上がりしているものが多く、私がウォッチリストに入れている「いつか買いたい値嵩株」は大半がそうなっています(ニトリ、ダイキン、信越化学、ワークマン、オービックなど)。

レーザーテックもそうだとは言い切れませんが、値嵩株の仲間入りを果たした今、少しの値下がりで狼狽せず腰を据えた運用でも良いかなと思い始めています。

家計簿

株の個別銘柄の出入りが激しく霞んでしまいましたが、それ以外では一応今月も想定内の収支に落ち着きました。

何といっても今月は特別給付金の10万円があったのでプラスになっています。個別銘柄のマイナスで大半が無くなったので何とも微妙ですが。

相変わらず外出自粛と飲み会ゼロ、ゴルフゼロで無駄な出費が抑えられています。7月はコロナが収まってくれるといいのですが…

まとめ

6月最後の方はコロナ第2波を疑わせる感染人数であり、株価に関しても暗雲立ち込める気配が漂っています。

もし2番底ということになれば、今保有している株はグッとこらえて回復を待ち、逆に底値で高配当ポートフォリオ入り銘柄を買い揃える絶好のチャンス到来となります。

今月経験した失敗を活かして、今後の投資人生を充実させようと思います。

 

最後に戒めの意味を込めて反省点を書いておきます。

 

・勢いでトレードするな。
・感情でトレードするな。
・利確のタイミングは常に意識しておけ。

しかしこの失敗は前述したすららネットにおいて早くも7月に再現することになってしまいました。続きは7月… はぁ。

 

株式市場チャート図
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