7月は1日の大陰線スタートから見ると順調に右肩上がりの上昇を見せています。
ここ最近では日経平均も27,000円のラインを超えた所で高止まりし、横横しています。
これは歴史的な円安が関係していると思われます。
日本は輸出銘柄が多く、製造業などが恩恵にあずかっているのかなと。
また月の後半は決済発表する銘柄も多く、割と業績が良好な企業が多いのも下支えしているように見えました。
ただし、アメリカのGDPは2四半期連続前年同期比を超えられず、名実ともにリセッション入りが濃厚になりました。
FOMCで0.75%の利上げも確定し、ここが予想通りであったため利上げの伸びが鈍化して日米金利差も想定内となったことで円高が進む結果となっています。
また、心配なのは月の後半に急激に増えたコロナ感染者数です。
もはや緊急事態宣言などは出ないでしょうけれど、何かしかの行動制限はあるかもしれません。
そうなれば旅行やレジャー、飲食などまた打撃を受ける可能性も高くなります。
何が原因となって市場が動くか予想するのが難しいのですが、夏枯れ相場の8月は商いが少なくなるのは過去の統計からも明らかです。
ここをうまく乗り切るのが、2022年大事かなと思っています。
先月同様トレードそれぞれの目的、思惑を振り返っていきます。
それでは投資信託から振り返ります。
投資信託
楽天証券に積み立てている投資信託です
先月は全世界的にリスクオフの様相でしたが、随分復活したように見えます。
ただ、アメリカのリセッション入りは確実でしょうし、中国不動産バブル崩壊も見え隠れしています。
回復したのは何かヤケクソの感もあるので、ちょっと警戒も必要でしょう。
続いてiDeCo
iDeCo
全世界の賞品ですから、投資信託同様上がるのは当然です。
改めて数値で見ても、22%超えるリターンって驚異的ですね。個別株でこのリターンを出そうと思ったら大変です。
続いてジュニアNISAです。
ジュニアNISA
先月はNASDAQ急落してますよ、というメールが楽天証券から届くくらい暴落してましたから、評価損益がほぼ倍増するくらい復活しています。
とりあえず一安心ですね。
それでは日本の個別株です。
株式投資
まずは楽天証券の個別株です。
ダブルスコープ(6619)の保有数は900株⇒2400株⇒3600株と順調に増えています。
ただし、先月末時点で2,271円だった株価が1,870円になっているので資産合計も大きく減少しています。
と言ってもダブルスコープのお陰で大きくプラスとなっているのも事実なので、このままゆっくり育っていくのを見届けたいです。
またブイキューブなども欲を言えば増やしていきたい銘柄ですね。
続いてSBI証券です。
SBI証券
先月末から見ると、大きく銘柄が入れ替わっています。
現物はOUT三菱UFJ銀行⇒INブイキューブ、西松屋チェーンの保有数も500⇒100と様変わりです。
信用はガラっと入れ替わっています。
クシム、シンワワイズ、センラル総合開発、フェローテック、坪田ラボやレノバなどデイトレ向きの銘柄は軒並みいなくなっております。
これは後述する負け練習トレードとも関連しています。
そんな中でもダブルスコープだけは増し担状況の中で500株増加となっています。
今やPFの大半がダブルスコープとなっています。
それでは7月中にトレードした銘柄と、その理由を個別に見ていきたいと思います。
楽天証券
先月半分利確した東亜道路工業ですが、その後もしぶとく値上がりしていたので結構失敗しました。売買代金少ない銘柄なので動きは上下してしまいますが明確な天井サインが出るまでHOLDでしたね。
今月利確した大末建設ももう25,000円、日本電気硝子ももう11,000円、西松屋チェーンはなんと47,400円取りこぼすなど利を伸ばすのが全くもって下手くそです。
それも含めて結果論だとは分かっていますが、損を手仕舞いせず、利が乗っている銘柄を手仕舞いする癖を何とかしないといけませんね。
SBI証券(現物)
こちらも西松屋チェーンやUFJ銀行の利確が早いです。
もう少し利を伸ばして手仕舞い出来ました。
それを言っていたら永遠に利確できないし、頭としっぽはくれてやれの格言通りなのですが、やはりチャートを良く見てサインが出たら利確or損切りする癖を付けていきたいです。
SBI証券(信用)
こちらはフェローテック、ザインエレクトロニクス、セントラル総合開発などの損切りが遅いです。
損切りラインを決めてエントリーし、超えたら息を吸うように損切り。
これを徹底しないと今後も同じ過ちを繰り返してしまうでしょう。
そして金額面ではかろうじてプラスとなっていますがシンワワイズ(2437)は酷い内容でした。
朝から株価急騰で、絵に描いたような飛びつき買い。
当然高値掴みでその後は下がる一方。
無限ナンピン地獄に陥りわずか1日で17万円のマイナスとなったのです。
そして翌日には人生初の追証注意メールが届きました。
この日のうちに含み損も含み益もだいぶ決済し、余力を確保して何とか追証は回避できましたが、やはり飛びつき買いやリベンジ買いなどの適当なエントリーや無謀なロット数を徹底的に管理して真剣にトレードしないと本当に追証になるな、下手すれば退場もあり得るなと一念発起。
100万円を元手に1日1万円負ける練習を開始しました。こちらは毎日ブログにしていますので良かったら読んでください。
この練習トレードは-1万円を10日間達成するまで続ける予定で、7月末で6日のうち3日達成しています。
50%の確率で負けられていますが、株なんて適当に買っても50%の確率で上にも下にも行きますからね。
精度を上げて70%程度は負けられるようにならないといけませんね。
家計簿
今月は大きな出費はなかったのですが、物価上昇で日々の生活がかなり繰しくなっております。
エネルギー価格も高騰し特に電力は熱中症との兼ね合いでエアコンを付けざるを得ない状況では家計を圧迫しています。
コンビニに行かない、不要なものは買わない、必要なものも極力セールなどを利用するなどして節約していきます。
まとめ
本格的な夏枯れ相場の到来前に、日経平均は27,000円を回復し28,000円に一瞬タッチするなど中々堅調に推移しています。
しかし、安倍元首相暗殺によってアベノミクスがどうなるか、中国のロックダウンの影響やアメリカのリセッション入りなど相場環境は一寸先は闇の状況が続いています。
記録的な円安も終わりが見えてきつつありますし、ロシアウクライナ問題は依然として解決の糸口が見つかっていません。
8月はこれら状況にアンテナを張りつつ、夏枯れ相場を何とかしのいで年末のラリーへ上手くつないでいきたいですね。