12月の日経平均は月の途中で大きく下げ、外国人投資家が大幅に売り越すなどもあり取り戻すことは出来ずにずるずると低迷したまま終わってしまいました。
11月に続き年末ラリー、掉尾の一振というアノマリーは外れ利益を出すどころか収支はマイナスでした。
何となく嫌な予感がしたため、また銘柄数が多すぎて管理が大変だったため、楽天証券の保有銘柄を結構手仕舞いしました。
現金保有率を高めているので、チャンス到来を待って買い向かいたいと思います。
今残したのはコロナショックの時に購入した高配当株、三井住友銀行やタマホームなど6%を超える配当率のものは大事にし、それ以外はある程度リスクを取って銘柄数を絞っていきたいと思います。
2022年、日本経済はどのような展開を見せるのでしょうか。
ここ数年のように、S&P500だけ買っとけば良かったじゃん!とならないように頑張って欲しいものですね。
先月同様トレードそれぞれの目的、思惑を振り返っていきます。
それでは投資信託から振り返ります。
投資信託
楽天証券に積み立てている投資信託です
楽天証券の投資信託ですが、ヘッジの債権以外は順調に伸びています。
そろそろ積み立て開始から2年経ちますし、リバランスを考えてもいいのかもしれません。
まだまだ米国株式の伸びは止まらないと思うので、債権を減らしてナスダックを組み入れるかS&P500を増やすことも考えどころでしょうか。
続いてiDeCo
iDeCo
日本市場が低迷しているので、(除く日本)の伸びが順調過ぎて明暗クッキリですね。
まぁ60歳まではまだまだ時間があるので一喜一憂しても仕方ありません。
出来ればそのころに高値を付けていて欲しいです。
続いてジュニアNISAです。
ジュニアNISA
先月の末時点で前日比ー450円の下げを出していたナスダックも今月は伸びてくれました。
暴落を味方に付けたかったのですが、すぐに上昇してしまいましたね。
それでは日本の個別株です。
株式投資
まずは楽天証券の個別株です。
キャプチャーを取るのも面倒だった楽天証券、39銘柄から13銘柄減らして26銘柄。
丁度1/3を手仕舞いしました。
年末なので、損出しじゃわいと含み損を中心に売り。しかし東京海上などは、その後モリモリ上昇してくれましたね。いや言うまい…
銀行系や商社系、通信系は高配当、キリンやオリックス、飲食などは株主優待狙いで長期に持っていようと思います。
手仕舞いで増えた現金は、日本電気硝子や新光電気工業のように将来伸びると思った銘柄に集中投資していく予定です。
続いてSBI証券です。
SBI証券
SBI証券、信用の大幅プラスは高い成長率からくる将来性を見込んで1000株と自分の中では多く買っていたイソライト工業が品川リフラクトリーズにTOBされることで、TOB価格の1200円まで急騰したことによります。
楽天証券でも300株持っていたので(しかも平均取得単価500円台)、大きなプラスを出してくれました。
しかしここに載っていない、月の途中で手仕舞いしたアドバンテストやケイアイスター不動産などは大幅マイナスを出していたので、イソライト工業がなければとんでもないことになっていました。
それでは12月中にトレードした銘柄と、その理由を個別に見ていきたいと思います。
楽天証券
12月は損出しでの損切と銘柄削減での利確でトレード数はいつもの倍以上となりました。
グッドコムアセットや旧スシローのFOOD&LIFE COMPANIESなどはプラスの時期もあったのですが、結果大きくマイナスで手仕舞い。
つくづく利確の難しさを実感します。
三菱商事やオリックス、東京海上や第一生命など高配当銘柄は持ち続けても良かったのですが、現金保有率を増やしたかったので利益も出ている今手仕舞いしました。
SBI証券
前半のグッドコムアセットで大幅マイナスを叩き出し、それを挽回できないまま最後にアドバンテストとケイアイスター不動産の空売り失敗でジ・エンド。
この2つの取引も、それぞれ1万円程度のプラスで手仕舞い出来るタイミングもあったので、本当に利確のタイミングは難しいのだと再確認しました。
プラスはほとんど千円台、マイナスは万円台が多いので、損切のタイミングが遅くいわゆるコツコツドカンの状態に陥っているようです。
これを反省し、2022年は損切タイミングを意識してトレードをしていきたいと思います。
家計簿
12月はクリスマスプレゼントと1月1日に渡すお年玉、1年間の疲れを癒す意味で外食に行ったりと何かと出費が多い月でした。
しかもお年玉の為に新札を用意しようと自転車で銀行に行く際に空気入れのバルブを破損、チューブ交換で余計な出費を重ねてしまいました。
まぁ12月はボーナスと年末調整でそれなりに収入は増えるのですが、住宅ローン減税が今回で終了するので来年はこうもいかないでしょう。
ローンの借り換えも視野に入れて出費は極力減らす方向で努力が必要ですね。
まとめ
12月の日本市場は日経平均もTOPIXもマザーズもパッとせず、特にマザーズは酷い有様でした。
マザーズはボラが高く短期トレードに適していると思っているのですが、売りが出来ない銘柄もあり下落相場でエントリーするにはかなり難しい市場です。
マザーズがこのまま盛り上がらなければ、東証のグロース系も引き摺られますし、値幅は薄くとも手堅くバリュー株でスイングするか、様子見を継続し底からの反転を待つのが賢明でしょうか。
とにもかくにも新しい1年の始まり。
TOBのイソライト工業を30%増のプレミアム価格で売ってスタートダッシュ出来るので、その勢いのまま1年プラスを維持できるよう頑張ります。