市場が動き始めた気がします。私の素人予想では、緊急事態宣言で株価再び下落だったのですが、1週間で日経平均が1,600円くらい上がりました。
もちろんここから先どうなるか分からないのですが、少しだけ上昇トレンドに乗ってみたいと思います。
とは言うものの、私のような初心者には、この乱高下で売り買い出来るほど先見性も知識もありません。
ではどうするか。
厳格な自己ルールを設定し、含み損が膨らむ前に確実に損切りが出来るようにしたいと思います。
設定した3つの自己ルール
素人だけに含み損が膨らんできても「今売ったら勿体ない」「その内上がるのではないか」とズルズル引き摺ってしまう可能性が高いのです。
また、含み益が出ていても、いつ売って利益確定すればいいか分かりません。
長期保有でインカムゲイン狙いならそれでも良いかもしれませんが、この流れに乗る為に以下の自己ルールを設定しました。
・前日終値から10%下落したら即売却
・3日間連続して下落 且つ 3日間で20%下落したら即売却
このルールを元にセレスポ(9625)を購入しました
株式投資を始めるにあたり購入を検討していた34銘柄の内、セレスポ(9625)を100株購入しました。
スポーツ系イベントの設営の会社ということで、昨今のコロナショック(東京オリンピック延期)の影響をモロに受け大幅に株価を下げています。
更に3月末に2分割したことで100株の購入金額が63,800円でした。
もともと分割前は2,000円を超えていた株価でしたので、
それを基準にしても下がりすぎ感があるのではないか。
この上昇トレンドに乗ってくれないか。
という期待からちょっと実験的な意味合いでの投資です。
それでは自己ルールを見ていきます。
ルールNo1:購入時単価から15%下落したら即売却

第一のルールでは、損切の基準を明確化し、いずれ上がるという踏ん切りがつかない状態で傷口を広げていくのを防止します。
セレスポで言うと、638円で買った株価が15%ダウンの542.3円、1円以下切り捨てて542円以下になった瞬間に損切りするルールです。
なぜ15%に設定したか。
これは結構単純で、購入検討している34銘柄の内、3,000円台の銘柄が多かったからです。株価3,000円台は100株購入すると30万円台になります。
30万円を基準に15%と20%で損金を見た場合、15%だと45,000円、20%で60,000円です。つまり30万円投資して45,000円損するのと60,000円損するのを比較して、どちらがより嫌かなと思ったかで15%に設定しました。
自分の中のリスク許容度からみて、6万は痛いと思ったのです。
ルールNo2:前日終値から10%下落したら即売却

第二のルールでは、利益確定のタイミングをはかる目的です。
利益が出ている状態でも、下落が始まるタイミングはどこかである筈なので、それを機械的に決めるという事になります。
単純に1,000円の株価が900円以下に下がったら即売却するルールですが、もちろん利益が出ていない状態で損切りになる事もあり得ます。
なぜ10%に設定したか。
これは検討している34銘柄の内、コロナで暴落した3月の1か月間を記録した結果からです。
1日でも10%以上下落した銘柄が13、10%以内だったのが21銘柄で、それぞれ3月の月初の価格まで復活できたのが後者は9だったのに対し、10%以上下落した13銘柄はなんと0でした。
よって「10%は危険な下落の兆候」と。
そんなのたまたまかもしれませんが、10%以上下落すると回復するのが難しくなると判断しました。
ルールNo3:3日間連続して下落 且つ 3日間で20%下落したら即売却
これはあまり気にしなくても良さそうですが、ルールNo2に引っ掛からずにだらだらと下がり続けるのを避ける目的です。
前日比10%以上下落とはいかずとも、7%→8%→7%などのように3日続落していれば売却します。1日でも上昇したり最終的に20%になっていなければ対象外なので発生する可能性は低い筈です。
3月の実績34銘柄の内、実際に発生したのは1回だけでした。
まとめ
ルールを設けることで、利益が出ている状況でも下落に転じるタイミングを機械的に判断できるようになればと思います。もちろんそれが結果的に判断ミスだった場合もあるでしょう。
しかし、素人判断で売るに売れず利益を減らしていく、または含み損を増やしていく方が多いのではないかとおもいました。
ルールの最大の目的は、その内上がるという期待の下での塩漬け保有を避ける事です。投資する以上損が生じるのは仕方ないので、その損害をある程度のところでオートマチックに判定できるようにしたいと思います。
既に購入済みの4銘柄についてはもうこのまま保有しますが、今後はルールを遵守していきます。
流石にあまりにも損金が嵩む場合はルールを見直しするかもしれません。