投資もマラソンも目標達成に向けて頑張る親父
マラソン、というかランニングに初めてチャレンジするとき。最初に迷うのって「どういう格好で走ればいいのか?」だと思います。
なまじ道具が必要でないだけに、決まり事が無さすぎるんですよね。他のスポーツを始めるとき、先ず道具からってことも多いと思います。
ところがランニングについては運動できる格好であればなんでも良いんです。
家にある運動できる格好で良いんですが、まあそうは言っても開始するときに一応指標となる形があった方がいいかなと。
そこで、部位ごとに「家にある運動できる格好」からランニングしていてあまり浮かないように、ごく一般的な格好を書いてみたいと思います。
靴
・ランニングに適している
布製スニーカー、テニスシューズ
・ランニングに適していない
デッキシューズ、バスケットシューズ、ビニール系スニーカー
スニーカーで十分ですが、布製の物に限ります。テニスシューズに限定はしませんが、他のスポーツの靴を持っているのであればそれでも代用できますしそんなに変でもありません。
但し、足首までがっちりホールドするバッシュはあまり適していないです。
ビニール製のスニーカーも固いし重いので長距離ランには向いていないと思います。
デッキシューズのように靴底が固いもの、グリップ力が弱いものも不向きですね。
まとめると、つま先から甲の部分が十分柔らかいもの、靴底にクッション性のあるもの、グリップ力がある程度高いもの、軽いもの。
靴下
・ランニングに適している
布製で足首が靴より長いもの
・ランニングに適していない
ナイロン製、アンクルソックスの短いもの
あまりこだわる必要はありませんが、足首は靴の外側までカバーできる長さはあった方が良いです。
靴の縁っていうのか分かりませんが、ここが直に素肌に当たってしまうと、長い距離を走ると結構痛くなってしまうのです。
素材によっては靴の中で滑るので、ナイロンよりコットンなど布製が良いです。
まとめると、足首の長さがある程度あって、布製で厚みがそこそこあるもの
パンツ
ランニングに適している
スポーツ用の短パン、ジャージ、タイツ
ランニングに適していない
スウェット、チノパン、デニム、ウィンドブレーカー
サッカーのユニフォームやテニス用の短パン、ジャージ、動きやすい素材で軽いものであればだいたい何でもOKです。
汗をかくので、濡れると極端に重くなるスウェットやそもそも動きやすくないチノパンやジーンズはNGですね。
また、スポーツ用のサポートタイツやアンダーアーマーなどの加圧・防寒タイツを持っているならば、それの上に短パンを履くと急にランナーっぽく見えます。お勧めです。が、真夏は短パン一丁じゃないと思った以上に暑くなります。
なお、シャカシャカ系のウィンドブレーカーのパンツを素肌の上に履いてしまうと汗を一切吸わないので非常に気持ち悪いです。
まとめると、軽くて動きやすいもの、汗を吸う素材、ウエストはゴム+紐(緩いと途中で落ちてきてしまい集中できなくなります)
シャツ
・ランニングに適している
Tシャツ、スポーツ用のポロシャツ、加圧シャツ
・ランニングに適していない
普段着用のポロシャツ、スウェット
長距離を走ると、想像以上に汗をかきます。なので、汗を吸って重くなってしまうスウェットやパーカーは不向きです。
まぁ、たいていの人はスポーツ用のシャツ(ポロシャツ)を1枚くらい持っていると思いますのでそれで行きましょう。
スポーツ以外の普段着用ポロシャツは汗を吸うと固くなって動きにくいのでお勧めしません。脱ぐ時も大変です。
タイツと同様、ピチピチ系の加圧シャツ(長袖)の上にTシャツを着ると、一気にランナーっぽくなります。
まとめると、汗を吸っても重くならない、変色しない薄手のもの(素材は何でも良いです。形も色も好きなもので良いでしょう)
上着
・ランニングに適している
シャカシャカ系ウィンドブレーカー、ジャージ
・ランニングに適していない
ダウン、フリース
真冬はもちろん、秋口から春先まで寒い日には、上着を着て走る事も有ります。しかし、どんなに寒くても10分も走れば結構暑くなるものです。
動きやすいものでも、フリース素材やユニクロのウルトラライトダウンなどは暑くなりすぎてしまいます。暑くなって脱いだとしても、重くないことも重要です。
まとめると、軽くて薄いもので、暑くなり過ぎないもの。
まだ購入しなくても
家にある運動できる格好で、直ぐにでも始められるのがランニングの良いところです。
とは言えやはり向き不向きがありますので、出来れば向いてる格好で始めましょう。
不向きのものでも出来ないことはありませんが、すこぶる不快だと思いますし、悪目立ちしてしまいます。
特に靴は、不向きなもので始めると最悪故障の原因になりかねません。出来れば専用のランニングシューズを購入したいですが、布製スニーカーであれば十分代用できるので、もう少し速く走れるようになってからでも遅くないと思います。
特に準備をしなくても、今から始められるのがランニングのいいところです。準備運動をして、走り出しましょう。