年が明けて2022年、日本経済いざスタートダッシュ!と行きたい所でしたが結果はご覧の通りの大暴落。
中国の不動産バブル崩壊、アメリカのインフレ、テーパリング開始に利上げ、QTと株式市場にとってマイナスの出来事が続きロシアのウクライナ侵攻の危機にオミクロン株の大流行。これだけ集まればそりゃ下がるか。
しかし一番の原因は岸田首相の発言する数々のトンでも発言でしょう。
経済オンチなのか日本の経済的成長に悪影響を及ぼす発言しか出来ないので、外国人投資家の離脱に拍車をかけ岸田ショックの名を確実なものにしました。
金融資産課税、自社株買いの抑制、株主軽視しての賃上げなど、貧富の格差是正と聞こえは良いけどただの共産主義にしか思えない発言に、日本株式市場は100兆円の価値が吹っ飛ぶ結果になりました。
この異常事態の危惧を思うと、次の参院選は自民大敗となって一刻も早く総理の席を降りて貰いたいものです。
先月同様トレードそれぞれの目的、思惑を振り返っていきます。
それでは投資信託から振り返ります。
投資信託
楽天証券に積み立てている投資信託です
世界的なリスクオフ模様による株価下落をモロに受け、1か月で22万円も減少していました。
まぁこの先も長いので、安く買えるチャンスと捉えましょう。
投資信託の積み立てはドルコスト平均法でコツコツやるのが正攻法ですからね。
肝心なのは切り崩す時にどうなっているかです。
続いてiDeCo
iDeCo
下落したのは日本だけでなく世界的だという事が良くわかる全世界株式(除く日本)の停滞。
先月の損益率30.1%から20.7%へ10%近い減少でした。
こちらも60歳の積み立て終了までまだまだ10年以上ありますのでこういうことも多々あるのでしょう。
続いてジュニアNISAです。
ジュニアNISA
今回の暴落、一番と言ってもいいほど下がったのはNASDAQ(とマザーズ)なので、ジュニアNISAもだいぶ資産を減らしました。ジュニアNISAこそ積立期間が短いからあと数年下がっても全然問題ないです。
それでは日本の個別株です。
株式投資
まずは楽天証券の個別株です。
イソライト工業を子会社化してその成長を取り入れた品川リフラクトリーズを400株、値がさ株のソニーとアドバンテストを買い増ししましたが、買い時を間違えたようです。
特にソニーは100株のみなのに18万円と大きく含み損。
アドバンテストも200株で30万近い含み損なので似たようなものですが。
手持ちで買い増ししたのは日本電気硝子と新光電気工業を200ずつ。
これは先月の振り返りで宣言した通りで予定していたエントリーですが、やはり買い時は早すぎでした。
続いてSBI証券です。
SBI証券
イソライト工業のTOBでプラスだった銘柄がなくなった信用取引。
含み益のトヨタ自動車は現引きして現物に回し、この下落で日本電気硝子のマイナスが膨らんでいることで信用取引はマイナスオンリーとなってしまいました。
しかも村田製作所とワークマンはショートなのにマイナス。
いかに私のエントリータイミングが下手くそか良く分かります。
年初に目標にした「損切りは早く」が全然実践できていない…反省。
それでは1月中にトレードした銘柄と、その理由を個別に見ていきたいと思います。
楽天証券
ルックホールディングスの枚数を減らした以外は買いエントリーで所有しているので成果はありません。
しかしルックも損切りした翌日から元気よく上昇し、持ち続けていたらプラ転でした。
全くもって下手くそでセンスのないトレードです。
SBI証券
月初に長期保有だったイビデンを利確し、大納会で買ったリクルートとルネサスを大発会で利確。
翌日もデイでちょっとだけプラス。大きく凹んでいたウエストホールディングスの損切りを穴埋め。
そしてTOBのイソライトを手仕舞いして大きく利益を出せました。
1月5日の段階で50万円近いプラスと開幕ダッシュ成功と思いましたが…
その後の大暴落に耐えられず損切りしたジャパンエレベーターサービスとルネサス、スケベ買いしたバンダイナムコの失敗で貯金は早々にすっ飛び、結局わずかに9万円強のプラスで終わりました。
家計簿
1月はオミクロン株のあれでマンボウとなりまたしてもどこにも行けない日が続いています。
最寄りの駅で良いバーを発見し、ちょいちょい通いたいと思った2日後にマンボウ発出でしたorz
ピークアウトは早いみたいなので、すぐに平穏を取り返すと期待しましょう。
まとめ
昨年12月から続いた日本市場の下落は一層勢いをつけ正にナイアガラと言わんばかりでした。
最終週に少しだけ反転を見せましたがどうでしょう、デッドキャットバウンドのような気がしてなりません。
27,000円を割ってからの下落スピードがあまりにも速かったので、そりゃ少しくらい自立反転もするでしょうが、この先の利上げとQT、オミクロン、ウクライナ情勢などのリスク要因を考えるとそんな簡単に上に行くものでは無いのかなと。
コロナ禍からの大復活劇を見せた金融相場でしたが、1月のハイボラティリティのジェットコースターを見ていると、2022年は激ムズの業績相場になりそうです。