ずぶのド素人が投資を始めてはや2年。
最初はおっかなびっくりで始めた投資活動ですが、紆余曲折ありつつ信用取引で空売りするまでに成長しました。
あ、成長したかどうかは怪しいですが…
そして目標として建てた一人娘に3千万遺す。これに向かって今どこまで進捗しているのか。先はまだまだですが振り返ってみたいと思います。
先ずは2021年の日経平均のチャートを確認します。
2021年1月4日の始値は27,575.57円、2021年12月30日の終値は28,791.64円。
1年で1,216.07円の上昇となりました。
これが大きいのか小さいのかはまだ2年目ゆえ判断つきませんが、少なくとも上がっている訳ですから基本買い方の私にとっては勝ちやすい相場だったと言えるでしょう。
年間で最安値だった26,954.81円から最高値の30,795.78円まで3,840円もの値幅があったのです。
そんなこんなで1年間、一応相場から退場させられることもなく生還を果たしましたが実績は如何ほどだったのか、年間取引報告書などから簡単に振り返ってみたいと思います。
楽天証券
楽天証券は国内個別株の現物を中長期保有メインに取引しています。
そして投資信託を毎月7万円積み立てています。
投資信託は分散も考えて米国株式、リート(国内・先進国)、先進国債権に投資しています。
それから積み立てNISAでS&P500に毎日積み立て、ジュニアNISAではNASDAQを9割・S&P500を1割の割合で毎月積み立てています。
先ずは個別株の成績です。
楽天証券1年間の取引結果は、-584,346円という結果でした。
中長期保有ということであまり頻繁に売買しないのですが、年後半の岸田ショックによる急落時に10数銘柄を手仕舞いし、その大半が損切りだったため大きくマイナスでした。
現時点で含み益もありますが、手仕舞いしたとは言えまだまだ含み損も計上しております。
トレードとして悔やまれるのはジャパンエレベーターサービス(6544)。
9月には3,000円に届くか!という上昇を見せたので利確も考えたのですが、そこからまさかの下落トレンド入り。
年末には2,148円と1,000円以上の大暴落になってしまいました。
これに代表されるように、利益を伸ばすことに欲が出てしまい利確のタイミングを逃してしまうことがしばしば。
旧スシローのFOOD & LIFE COMPANY(3563)もグッドコムアセット(3475)も利益が出ていた時に売らず大きく損が出るまで塩漬けしていよいよダメだとなってから損切りという失敗を何度も繰り返してきました。
ニューラルポケット(4056)のように大きくマイナスで泣く泣く損切りした後に更に下がり続ける銘柄もあるので、やっぱり損切りは大切なんだなぁと改めて思います。
配当と貸株
2021年で受け取った配当は408,105円。税金が合わせて82,866円なので税引きで325,239円でした。税金は還付されましたけど(T_T)
高配当銘柄の商社や銀行、保険に通信業は1年通して株価も安定しており強いなぁと思いましたね。
安定しているゆえに大きく利益を出すことも難しそうですが、楽天証券は中長期保有なのでそれで十分な気もしています。
次に貸株です。
これはやるだけで確実に利益になりますからお得です。しかも配当や優待もGET出来ます。貸株を設定するだけで1万円貰えるとしたら、やらない理由が見当たりませんね。
投資信託
投資信託は年間の金額を数字で確認する方法がなかったので、2020年12月末時点の評価額と2021年12月末時点の評価額を比較しています。
2020年12月末のトータルリターンは157,029円。
2021年12月末のトータルリターンは826,671円。
1年で669,642円増えた計算です(積み立てNISA込み)。
ジュニアNISAはNASDAQメインですが、この1年でどこまで上がるんだというほどの上昇を見せました。
2020年12月末のトータルリターンは57,012円。
2021年12月末のトータルリターンは576,623円。
1年で519,611円増えた計算です。
まぁ本丸の方はリスク分散で債権もポートフォリオに組み込んでいますから、株式市場が堅調な時にパフォーマンスが劣ってしまうのは仕方ありません。
2022年開始時にNASDAQは大きく反落しているので逆転もありうるでしょう。このためリスクヘッジはこの後も続けるつもりです。
SBI証券
SBI証券では現物、信用を短期メインに取引しています。
仕事が休みの日はデイもやりますが基本は1週間から1か月のスイングトレードです。
信用では空売りも多少やっています。
先ずは個別株の成績です。
その信用の方で何とか利益を出せましたが、現物は散々の結果でした。よくもまぁここまでと思うくらいの-1,143,155円!
信用で得た利益の11倍もの損を叩き出しているので年間トータルも百万円超えの大赤字。
BASE(4477)やニューラルポケット(4056)、日本情報クリエイト(4054)など赤字転落後も引っ張り続けて最終的に大損こくというパターンが多過ぎました。
次に配当
SBI証券では現物も短期で手仕舞いすることが多く権利月をそこまで気にしませんので配当も多くないです。
4万円ちょっとです。
貸株
貸株は申し込みしたのですが私の使い方が悪く手続きが出来ていませんでした。
この振り返りでその事実が判明したので先ほど慌てて手続きしました(^^;)
投資信託
SBI証券の投資信託は全世界株式(日本除く)1本でiDeCoを積み立てています。
2020年12月末のトータルリターンは31,110円。
2021年12月末のトータルリターンは152,353円。
1年で121,243円増えた計算です。
iDeCoは限度が決まっているので額は少ないですが30%のリターン率を出せており、(日本除く)が高いパフォーマンスという現実に少々凹んでいます。
まとめ
2021年は投資信託は積み立てNISA、ジュニアNISA、iDeCo含めてアメリカ株中心だったことで絶好調。
債権でリスクヘッジしている通常口座分はボチボチという結果でした。
そんな投資信託の利益分を全てかっさらっていったのが国内個別株。
楽天証券は含み益が口座内に残っているとはいえ60万円近いマイナス、SBI証券に至っては100万円を超える大赤字の1年でした。
基本は買い方なので、買う時点でシナリオを描いているのですが、そこで設定している目標価格が高すぎるのかもしれません。
利益は出ているのに目標までまだまだと保有する内にズルズル下がり始め、一旦付けた高値を見ているだけに「その内戻るだろう」と踏ん切りをつけられず。
いつのまにやら含み損状態。そこですぐに損切りすれば傷は浅かったのに塩漬け入り。
こりゃダメだという段になってようやく損切りで大きなマイナス。
というトレードのオンパレードでした。
頭と尾っぽはくれてやれという格言もある通り、利益は最大を狙うのではなく、ある程度でOKとするまたは一度付けた天井から下がった時点で利確とする。
こんな感じでやらないといけないのでしょう。
決算が悪くないのに下がるというのは何度も経験しました。決算が良ければ必ず上がるというのも疑わなければいけませんね。
2022年は適切な利確のタイミングと、損切りはとにかく早く。
この2点を意識してやっていこうと思います。